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ウェルズ (メイン州) : ミニ英和和英辞書
ウェルズ (メイン州)[す, しゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [す, しゅう]
 (n) sandbank

ウェルズ (メイン州) : ウィキペディア日本語版
ウェルズ (メイン州)[す, しゅう]

ウェルズ()は、アメリカ合衆国メイン州ヨーク郡に属する町である。2010年国勢調査では人口9,589 人だった。1643年に設立され、メイン州では古い方から3番目の町である〔Geo. J. Varney. "History of Wells, Maine." A Gazetteer of the State of Maine, Published by B. B. Russell, 57 Cornhill, Boston 1886. Transcribed by Betsey S. Webber.〕。夏の休暇を過ごす観光地として人気がある。
== 歴史 ==
アベナキ族インディアンがこの地域をウェバネットと呼んでおり、「清澄な流れで」という意味であり、ウェバネット川のことを言っていた。イングランドの毛糸生産地ティッチフィールドからの移民であるエドマンド・リトルフィールドが、ウェバネット川沿いのウェルズの新しい土地に最初の製粉所を建設し、後には毛糸工場を建設したことで「ウェルズの父」と呼ばれた。現在そこには地域へのリトルフィールドの貢献を記念した記念碑がある。1622年、イングランドのプリマス会社がメインの領主フェルディナンド・ゴージズ卿にウェルズ・プランテーションを含む領土を与えた。ゴージズの若い従弟トマス・ゴージズが副官と代理人として行動し、1641年にはニューハンプシャーエクセターから来たジョン・ウィールライトなど開拓者に、オガンクイット川の北東からケネバンク川の南西までの土地に入植させる権利を与えた。1647年にフェルディナンド・ゴージズが死んだ後、マサチューセッツ湾植民地がメインの領有権を登録した。1653年、ウェルズは法人化されて、メインでは3番目の町となり、イングランドのサマセットにある小さな大聖堂のある都市ウェルズに因んで名付けられた。この時はケネバンクの町を含んでいたが、メインが州に昇格した1820年に分離した。また1913年にメイン州議会からウェルズの中のビレッジに指定されていたオガンクィット町は、1980年に分離した。
ウェルズはイングランド人開拓者の伸び縮みする北東部フロンティアにあった。アカディアと呼ばれるヌーベルフランスの領土と考えられる所に、ニューイングランドから侵入してくることに不満を持っていたフランス人と同盟するインディアンから攻撃される可能性があったので、幾つかの砦や駐屯地を除けば、ウェルズより北のメインを植民地化する初期の試みは放棄されたままだった。ウェルズは1692年のウェルズ襲撃を始め3度の攻撃を受けた。しかし、1745年のルイブールの戦いの後は危険性が無くなった〔。
ウェルズの初期開拓者の多くが大陸軍に加わり、サミュエル・グーチ大尉、ナサニエル・リトルフィールド大尉、ジェレマイア・ストーラー大尉など独立戦争の英雄になった。ポスト道路沿いにあるオーシャンビュー墓地には、南北戦争の記念碑があり、従軍した者の名が記されている。ポスト道路からサンフォード道路にファウンダーズ公園があり、歩道、ピクニック場がある他、最初の開拓地の家屋も残っている。ここの記念碑には町の設立者家族の名前が記されている。
ウェルズの町は農業社会として発展し、干し草や野菜を育てた。その他に造船業や漁業が栄えた。19世紀、鉄道が開通し、町の美しい海浜に観光客が訪れるようになった。海岸沿いに多くの宿屋やホテルが建設された。今日、観光業は地域経済で重要な地位を占めている〔
〕。
2003年、ウェルズは設立350周年を祝った。この1年間を通じた祝祭では、大晦日の花火大会、パレード、巡回中のロシア・サーカスの訪問、コンサート、歴史的行事の再現などがあった。町は祝祭委員会の委員クリスティ・ボースとに、町旗をデザインするよう発注した。そのデザインは町の開拓と建築物の歴史的な面を取り入れ、さらに2003年の町役場と列車による観光に焦点を当てた。またこのプロジェクトのために作られたモットー、「過去を誇り、未来に備える」も表示された〔Hope M. Shelley, "A History of Wells, Maine 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウェルズ (メイン州)」の詳細全文を読む




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